全粒粉スコーンの作り方と特徴解説

お菓子作り

手作りスコーン改良中!

皆様お久しぶりです!投稿が少し遅くなってしまいました。

そうこうしている間にGWも過ぎ去り、あっという間に夏を迎えてしまいそうです

ここ数年は春と秋を感じれる日が短いと感じるのは私だけですかね?個人的に好きな季節なので残念です😇

※最近行ったヴェルニー公園のバラが綺麗でした

それでは本題にいきましょう!

スコーン作りを始めたのが真冬あたりですが、この半年の間に試行錯誤を重ねてだいぶ経験値がたまってきました🤔

最近の試行錯誤では全粒粉を混ぜた場合にどうなるのか挑戦しました。

結果だけ知りたい方はまとめに飛んでください。

全粒粉を使用する意味

まず初めに取り組んだのが全粒粉スコーン。では全粒粉とは何でしょうか?

全粒粉は小麦を殻のまま粉砕したもので、通常の小麦粉に比べて茶褐色の部分が含まれているのが特徴です。

神戸製菓専門学校のサイトによると

胚芽と表皮を取り除いて製粉した小麦粉は精白米のようなもの、小麦をまるごと挽いて作る全粒粉は玄米のようなもの

全粒粉って何?特徴や栄養素、小麦粉との違いとは|製菓とパンのおしごと (kobeseika.ac.jp)

という分かりやすい説明がありました。

一般的に、全粒粉を使用した焼き菓子は香りがより香ばしくなり、噛み応えが出てきます🤗

つまり、今回は全粒粉を使用することでスコーンの香ばしさ、歯切れが良くなるかなぁと考えての挑戦です。

レシピ

薄力粉(エクリチュール) 150g  

※薄力粉であればなんでも大丈夫です!

全粒粉          50g

バター          50g

牛乳         約100ml

グラニュー糖       30g

ベーキングパウダー     8g

全粒粉はスーパーなどではあまり見かけないので入手が難しいかもしれないです

私は愛用している富澤商店で購入しました。

カルディやコストコでも販売しているようですので立ち寄った際に見てみてください

作り方の詳細は過去の投稿を見ていただきたいです☺️

全粒粉を使用するうえでの違いは牛乳の量です。小麦粉のみの場合に比べて多めに入れないと、生地がまとまりませんでした。

目安は牛乳100mlですが、生地の様子を見て追加しても大丈夫です。

生地をまとめた時に乾燥した生地のかけらがパラパラと、少し落ちるぐらいがオススメです❕

結果

焼きあがりの様子はこちら。

見た目はちゃんと腹割れしていて美味しそう🥴

紅茶のスコーンと見間違えそうです🤔

それでは実際に食べて、小麦粉のみのスコーンと比較して良いところ、悪いところを挙げていきます。

まず、良かった点から。

全粒粉スコーンは穀物系の香りが強いです。小麦粉のみのものとは別の香りがします。

見た目も通常のものとの違いが良く分かるので面白いです。

食感はほんのわずかに噛み応えがよくなっていて、表面は少し硬めの仕上がりになりました。

良くなかった点は殻の部分が口に残ることです。しつこく残ることはないですが、歯の間に挟まってしまったりするかもしれません。

以上を踏まえて、香りが良くなるという全粒粉の特徴を生かしたいと思い、3層のスコーンを作ってみました✨

小麦粉のみの生地を用意し、その上下を全粒粉入り生地で挟んだものです。

ハンバーガーで例えるとバンズが全粒粉生地、野菜やパティが小麦粉生地といった感じです。

全粒粉部分が減るので表面の硬さが和らぎ、ざらつき感を抑えられると考えましたが果たして…。

ということで、食べてみた感想は全粒粉の部分が減っただけで大きな変化はありませんでした

残念…😅

まとめ

全粒粉を使用したスコーンは小麦粉のみと比較してどうだったかというと…

良い点は穀物系の香り見た目が特徴的であること。

悪い点は口の中に殻の破片が残ること

つまり、スコーンのバリエーションを増やすために利用するのはありだと思います❗

全粒粉の量を調節すれば食べやすく、香り高いスコーンが作れると思います。

あとは栄養面で少しいいかもしれないぐらいですかね?

通常のスコーンに飽きてしまった方にとっては別の楽しみ方ができるのではないでしょうか?☺️

それではこの辺りで失礼します〜。

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